フローリングは生活をしていくうちに剥がれてきたり、傷が目立つようになってきます。
フローリングは、家のなかでも日頃接する部分なので、長く綺麗に保ちたいものです。
小さな傷などであれば、自身でも補修をすることが可能ですが、あまりにも傷や剥がれの程度がひどかったり、歩いた時の軋みや、踏み心地が当初と比べてふかふかするなど、自分でどうしようもない場合は、床を張り替える必要があります。
張り替えを検討する場合、一番気になることは費用面ではないでしょうか?
そこで今回は、20畳のフローリングの張り替えにかかる費用の相場について、工事費用の仕組みにも触れながら、ご紹介いたします。
是非参考にしてください!
フローリングの張り替え工事費用の仕組み
普段生活をしていて、工事費用について考えることはなかなか無いはずです。
そうなると、いざフローリングの張り替え工事を行う業者を探す際、適切な価格なのかを見極めるときに苦労します。
そこで、まず工事費用の相場をご自身でもイメージしやすい様にするため、工事費用の仕組みをご紹介します。
フローリングの張り替え工事費用の主な要素は、以下の通りです。
- 床材の種類
- 面積
- 工事をする前の床の状態
- 張り替えの工法
床材の種類は、フローリングの張り替え工事費用のなかで、もっとも大きな割合を占める要素です。質の良い床材を選択すれば工事費用は高くなりますが、質を重視しない場合は費用を抑えることができます。
面積は、床面積のことです。
お部屋が広ければ広いほど、材料や張り替えの規模が変わるので、面積に比例して工事費用が高くなります。
工事をする前の床の状態は、痛み具合がどの程度かということです。
表面だけの痛みの場合、高い費用はかかりませんが、土台部分が痛んでしまっている場合は「補修・修繕工事」をする必要があるため、その分費用がかかります。
フローリング工事には、剥がして張るのか、上から重ねるのか2種類の技法があります。
重ねる方法だと、床を剥がす工事が必要ないので、費用を抑えることが可能です。
20畳のフローリングの張り替えにかかる費用の相場
20畳のお部屋のフローリングを張り替える場合、部屋が広いため、作業時間は最低でも2日はかかってしまいます。
つまり、作業をする手間賃も2日分必要になりますので、材料費も含めコストがかかってしまいます。
上記で、紹介した床材の種類、面積、工事をする前の床の状態、張り替えの工法以外にも、実際は諸経費がかかります。
既存のフローリングの処分費用、フローリングの工事費用、下地補修費用(痛んでいた場合)、家具移動費用などふくめ、約25万円ほど必要になるでしょう。
20畳のフローリング張り替えにかかる費用は、諸経費約25万円に床材の費用がプラスされた料金です。
価格を抑えたい場合は、床材の選定を慎重に行いましょう。
コスパ良く工事を行うならばプロにお任せ!
DIYが流行っている昨今、動画共有サイトにもフローリングの張り替え工事の方法を紹介している動画が配信されています。
ご自身でも工事を行おうをする方も多くいらっしゃいますが、コスパ良く工事を行いたい場合は、プロに依頼することをおすすめします。
フローリングは、ただ張り替えれば良いというわけではありません。
安心安全なフローリングを綺麗に保つためにも、床材の性質などに精通し、確かな技術のあるプロにお任せしましょう。
特に、お住まいの地域にあるフローリングリフォーム専門店であれば、地域の特徴をしっかり把握しているので、より最適な提案をしてくれます。
フローリングの張り替え工事を検討している際は、一度専門的に相談してみましょう。
まとめ
今回は、20畳のフローリングの張り替えにかかる費用の相場についてご紹介しました。
フローリングの張り替え工事は、約15年〜20年に1度と言われています。
頻繁に行わない工事だからこそ、しっかりと計画を立てて行いたいものです。
床材の種類、面積、工事をする前の床の状態、張り替えの工法などを加味して、最適な工事を行いましょう。