家にはたくさんの部屋があり、各箇所に最適な素材が使われています。
その中で、特にリフォームの素材選びが重要になるのが、洗面所です。
床材の大敵である湿気が多い洗面所は、他の部屋に比べて長時間水気に晒されているので腐食しやすく、適切なケアをしないと土台まで傷んでしまい、床のリフォームだけでは収まらないケースもあります。
床のリフォームは、一般的に10年から15年ほどで行います。
リフォームの頻度は多くないので、洗面所は水に強い素材を使わなければいけないのか……そうすると値段は高くなってしまうのではないか……などが気になるでしょう。
そこで今回は、洗面所の床リフォームの費用や相場感をご紹介します。
是非、参考にしてください!
洗面所の床にぴったりな床材とは
洗面所は、歯磨きや濡れた体を拭いたりするので、常に水気がある場所です。
そのような場所に最適な床材を、トラブルを例に挙げてご紹介します。
まずは、「汚れ」です。
水が汚いのではなく、飛び散った水の上を素足や靴下などで歩いた際に発生するほこりが残ってしまい、汚れが沈着してしまいます。
汚れの原因は水だけではありません。
女性の場合、化粧を洗面所でおとしたり、化粧水などでケアを行うと思います。
それらには油分が含まれており、気づかぬうちに床についてしまいます。
また、スプレーなどの整髪料をよく使うご家庭だと、滑りやすく転倒するというトラブルが起こることもあるのです。
次に、「冷え」です。
冬になると、風呂上りに歩く洗面所の床の冷たさに驚いた経験はありませんか?
昨今、洗面所用の小さなヒーターなどが販売されていますが、床のひんやり感を軽減する床材も存在するので、検討してみてはいかがでしょうか?
以上のことから、洗面所の床材を選ぶ際は「汚れ」や「冷え」を軽減してくれるものを選びましょう。
DIYとプロに任せるメリットとデメリット
床のリフォームは費用がかかるので、少しでも安く済ませたいところです。
DIYは自分で行うので、工賃がかからず材料費だけで済みます。
安く感じるかもしれませんが、かかる時間とクオリティを考えるならばプロに任せた方が確実にきれいに仕上がるので、将来的に使用する期間を考慮すると、とても経済的なのです。
また、水気が常にある洗面所の床は、特に丁寧に仕上げる必要があります。
なぜなら、もし隙間があればそこから水分が侵入してしまい、床が腐食する原因になるからです。
生活で頻繁に使う場所だからこそ、信頼できるプロに依頼することをおすすめします。
愛知県の洗面所の床リフォームの費用事情
洗面所の床リフォームの費用は、他の部屋同様「工賃+材料費」という内訳になります。
工賃は工法や床材、工期(部屋の広さによって工期が変わることがある)によって変わりますが、張り替える場合はおおよそ5万円~、既存の床に重ね貼りする場合は3万円~となっています。
防水性が高く、比較的安価で様々な柄の種類がある「クッションフロア」は、踏み心地がふかふかしているので冬特有のヒヤリ感を軽減することが可能です。
また、他の部屋と統一感を出したい場合は「複合フローリング」がおすすめです。
なるべく他の部屋と色や柄を合わせれば、家の統一感を損ねることなく快適な空間を作ることができます。
床材は「クッションフロア」や「複合フローリング」以外にも多種多様に存在するので、地域密着のフローリングリフォーム専門店に相談して、理想の空間を実現しましょう!
地域の事情に詳しい点と、豊富な経験から最適な提案をしてくれるでしょう。
まとめ
今回は、洗面所の床リフォームの費用や相場感についてご紹介しました。
洗面所の床は、家のなかでもキッチンに続いて水分に晒される場所なので、水分に強い素材の床材を選びましょう。
また、長く防水性を保つためには適切な施工ができるプロに頼むことがおすすめです。
もしDIYで少しの隙間などがあると、腐食や傷むスピードが早く、何度もリフォームをすることになりかねません。
プロに依頼する際は、地域の床事情に詳しい地域密着のフローリングリフォーム専門に相談することをおすすめします。