昭和30年以降に公共住宅を中心に採用され始めたカーペットの床は、昭和40年代から50年代には一般家庭のおよそ70%以上に採用されるほど大人気の床材でした。
当時は和室が主流だった日本の住宅において、モダンな洋風への転換として数多く採用されたのです。
そのため、この時代の前後の住宅にはカーペットの床が採用されていることが多いです。
しかし、現在では健康面への配慮や手入れのしやすさから、カーペットの床はあまり採用されず、代わりにフローリングが登場し、主流となっています。
そのため、昭和に建築した物件のカーペットの床をフローリングにリフォームをしようと考える方も多くいらっしゃるのです。
しかし、リフォームを行うにも相応の金額がかかるため、費用の相場やフローリングの良さが分からないとなかなか踏ん切りがつかないものです。
そこで、今回はカーペットからフローリングにリフォームするための費用やメリットデメリットについてご紹介させて頂きたいと思います。
カーペットからフローリングにするメリットデメリット
カーペットには保湿性や防音性、防滑性という強みがあります。
その反面、水分を吸い込むことによりダニやカビが発生するため、健康面での不安の声が上がりました。
また、汚れが落ちにくく、液体をこぼした際の清掃も非常に大変です。
さらに、近年では室内でペットを飼う方もかなり増え始めたため、ダニによるペットの健康に対する不安・トイレを失敗した時の尿の掃除が大変・臭いが移ってしまうなど、新しいデメリットも生じているのです。
そのため、カーペットからフローリングにリフォームをした場合、カビやダニの発生の心配をする必要がなくなり、掃除が簡単にできるようになります。
しかし、傷や凹みが生じやすかったり、物音が響きやすいといったマイナスの面もあるのです。
また、ペットを飼っている家庭では、フローリングの床で滑ったペットが転んで怪我をしたり、ペットの爪でフローリングに傷がついたりしてしまうといった声もあります。
ただし、近年ではペット用のフローリングもあるため、ペットを飼われている方は検討をしてみるのもいいかもしれません。
リフォームにかかる費用の相場
カーペットからフローリングへリフォームを行う場合、フローリング本体や壁と床の境目に取り付ける巾木交換費用、張替工事費用が発生します。
6畳の張替えをした場合、およそ10万円から15万円の費用が掛かります。
ただし、張替えるフローリングによってはさらに金額が高くなる可能性があるため、注意が必要です。
例えば、ペットを飼っている方でペット用の床材を選択した場合には、諸々の工事を含めて20万円前後になることもあります。
ペット用の床材は傷がつきにくいように耐久性に優れていたり、防滑性に特化したものなど様々あるため、フローリングの費用が通常と比べて多くかかるのです。
また、リフォーム費用は会社ごとによって見積金額が異なります。
そのため、信頼できる業者に相談をすることをオススメします。
満足できるリフォームにするにはプロにお任せ!
カーペットからフローリングへリフォームを行う機会はなかなかあるものではありません。
そのため、どの業者に依頼をするべきか判断が難しいでしょう。
そこで、地域密着のフローリングリフォーム専門店に相談することをオススメします。
地域密着のフローリングリフォーム専門店では見積もりの依頼をした際には、すぐに駆けつけてくれるでしょう。
また、施工だけではなく、その後のアフターフォローまで丁寧に対応してくれるため、今後のリフォームの相談相手にもなります。
そして、先ほどご紹介させて頂いたペット用の床材を用いたフローリングなどを含め、大手リフォーム会社と比べても低価格で施工をしてくれるのです。
フローリングへのリフォームを検討した際には、自身の住む地域に密着したフローリングリフォーム専門店へ相談をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はカーペットからフローリングにリフォームするための費用やそのメリットやデメリットについてご紹介させて頂きました。
リフォーム工事は大掛かりなものであるため、なかなか決心がつかない方もいらっしゃると思います。
また、費用や施工内容など、不安を感じる要素は数多くあるでしょう。
そのため、地域密着のフローリングリフォーム専門店に相談する方法によって、それらの不安を解消することに役立つはずです。
今回ご紹介させて頂いたお話が、フローリングへのリフォームを行う際のお役に立てることができれば幸いです。