床タイルのヒビ割れや剥がれの補修方法について解説

タイル材は、丈夫で汚れが付きにくいという性質があるため、玄関やお風呂場など、ご自宅内の様々な箇所で使用されることの多い床材です。

最近では、デザインのバリエーションが豊かになったため、ご自宅の雰囲気に合わせてオシャレなものを選択することができます。

そんな床タイルですが、使い続けているとヒビ割れや剥がれが生じてしまうことがあります。

このような床タイルの破損を、補修したいという方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は床タイルのヒビ割れや剥がれの補修方法について、ご紹介させて頂きます。

 

床タイルのヒビ割れの補修方法

ヒビ割れは、床タイルに重いものを落としたり、長く使い続けていることによる経年劣化で発生してしまいます。

このようなヒビ割れは、市販の床材用のコーキング剤を用いることで、補修可能です。

まずは、ブラシなどでヒビ割れた箇所のゴミや汚れをきれいに取り除きます。

次に、ヒビ割れが起こっている箇所以外にコーキング剤が付着しないように、マスキングテープで養生しましょう。

ここまで準備ができたら、次はコーキング剤を塗りこみます。

ヒビ割れ箇所にコーキング剤を塗り、ヘラなどを使って、奥まで塗り込むようにしましょう。

コーキング剤の塗りこみが終わったら、固まる前にマスキングテープを剥がします。

マスキングテープを剥がし終えたら、はみ出したコーキング剤をきれいに拭き取り、きれいに整えましょう。

あとは、コーキング剤が乾けば完成です。

このように、床タイルのヒビ割れは専門知識や技術がなくても、補修することができます。

しかし、ヒビ割れが大きい場合は、専門業者に補修を依頼する必要があります。

 

床タイルの剥がれの補修方法

お風呂の椅子が擦れることによって、床タイルが剥がれてしまいます。

そんな床タイルの剥がれもヒビ割れと同様に、補修することが可能です。

床タイルが剥がれた場合は、接着剤を使用します。

まずは、剥がれた箇所に残っている、古い接着剤を取り除きます。

古い接着剤が残っていると接着面に凹凸が起こってしまうため、新しいタイルが接着しにくくなってしまうのです。

そのため、古い接着剤はヘラやカッターを使用して、削るように取り除きましょう。

次に、ブラシなどを使用して、ゴミや汚れをきれいに取り除きます。

このような準備を終えたら、次は新しいタイルを接着します。

新しいタイルの裏側に接着剤をつけ、剥がれたタイルがあった箇所に貼り付けましょう。

接着後、はみ出た接着剤があればきれいに拭き取り、マスキングテープで接着剤が乾くまで固定します。

あとは乾燥する時間まで待てば、完成です。

また、現在使用しているタイルと同じデザインのものが販売されていないケースもあるため、万が一同じデザインが見つからない場合は、同じ大きさ・厚みのものであれば、代用することが可能です。

床タイルの剥がれを発見した際は、すぐに補修することが大切です。

 

補修できない床タイルはどうすればいいの?

ヒビ割れや剥がれが生じた床タイルは、簡単に補修することができるとご紹介させて頂きました。

しかし、簡単に補修することができるのは、症状が軽度で比較的新しい破損である場合に、限られます。

広範囲にわたって剥がれが生じている場合や、深いヒビが生じている場合は、簡単に補修することができません。

このような場合は、専門業者に相談して、補修工事を行う必要があります。

床タイルの破損を防ぐには、症状が悪化する前に適切に対処することが重要です。

 

まとめ

今回は、床タイルのヒビ割れや剥がれの補修方法について、ご紹介させて頂きました。

床タイルの破損を放置していると、どんどん劣化が進行してしまいます。

大きな破損が発生した場合や、長年使い続けていることによる経年劣化が生じた場合は、床タイルのリフォームを検討する必要があります。

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