木質系材料を用いたフローリングは、掃除などのお手入れのしやすさや高い耐久性により、多くの家庭で愛用されている人気の床材です。
製品によっては、遮音性に優れているものや水に強いものなど、様々な種類があるため、ご自身のライフスタイルに合わせた商品を選ぶことができます。
そんなフローリングですが、様々ことが原因でヒビ割れが発生してしまうのです。
ヒビ割れが発生してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、様々な問題を引き起こしてしまいます。
そこで、今回は床のヒビ割れの原因と補修方法についてご紹介させて頂きます。
床がヒビ割れる原因は?
床のヒビ割れは、重い家具を置いたり、重いものを落とすことで、発生することがあります。
しかし、このような原因以外でも、ヒビ割れが発生することがあるのです。
まずは、直射日光です。
長時間、床が直射日光に晒されていると、日光の熱によって床が過度な乾燥状態になります。
過度な乾燥状態になることで、ヒビ割れが発生してしまうのです。
さらに、紫外線にも要注意です。
紫外線によって、表面にある保護塗膜が破壊され、ヒビ割れが起きやすい状態になってしまいます。
直射日光以外には、水分も要注意です。
木質系材料であるフローリングの場合、水に晒していると水分を吸収してしまいます。
その結果、木材が膨張をしてしまい、ヒビ割れの原因になってしまうのです。
雨が吹き込みやすい窓際や水をよく使う洗面所、台所は、水分が原因でヒビ割れが起こりやすいため、注意するようにしましょう。
ヒビ割れた床は放置してはいけない?
床のヒビ割れは、見た目が悪いだけで大きな問題はないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、床のヒビ割れを放置していると別のトラブルを引き起こす原因になるのです。
例えば、ヒビ割れした箇所にはささくれが生じるため、それで怪我をしてしまう危険性があります。
特に、小さいお子様がいるご家庭や、ペットを飼っているご家庭では、注意が必要です。
また、ヒビ割れはご自宅の寿命を短くする原因にもなります。
ヒビ割れの箇所に、ホコリや水分が溜まってしまうと、カビや腐食を発生させる原因になるのです。
ヒビ割れの症状が進行すると、根太や下地などのような床の基礎に当たる箇所まで、被害が拡大してしまいかねません。
また、基礎にまで被害が拡大すると、修理費用も高くなってしまうでしょう。
このように、ヒビ割れた床を放置していると、怪我や腐食の原因になり、修理コストも高くなってしまうので、早めに対処することが大切です。
ヒビ割れた床はどんな補修をすればいいの?
発生したヒビ割れが深いものでなければ、市販の補修キットで対応可能です。
まずはヒビ割れの傷に溜まっているホコリや汚れを、きれいに除去します。
次に、床の色に合わせて補修キット内のカラースティックを選び、温めた電気コテを使って溶かしながら補修箇所に流し込みましょう。
床が不自然に盛り上がらないように、電気コテを使いながら平滑にします。
最後に補修キットに同封されている木目書きペンで、模様を描いて完成です。
床の補修キットは、様々なメーカーから販売されており、製品ごとに補修方法は若干異なります。
今回ご紹介させて頂いた補修方法はあくまで一例であるため、実際に作業を行う際は、その製品の説明書をしっかりと読んで、適切な補修を行いましょう。
まとめ
今回は、床のヒビ割れの原因と補修方法について、ご紹介させて頂きました。
ヒビ割れは様々な原因によって引き起こされますが、放置しているとどんどん被害が広がってしまう厄介なものです。
そのため、補修可能なヒビ割れであれば、早急に補修する必要があります。
しかし、自身で補修できないほど大きいヒビ割れが起こってしまった場合は、地域密着のフローリングリフォーム専門店に依頼することをオススメします。
地域密着のフローリングリフォーム専門店であれば、これまでの経験で蓄積されたノウハウによって、高クオリティの施工を実現することが可能です。
また、価格設定も良心的であるため、予算に不安を感じている方も安心して依頼することができます。
フローリングのヒビ割れによるリフォームを検討する際は、地域密着のフローリングリフォーム専門店に相談することをオススメします。