フローリングの色あせの対処法や補修法

掃除のしやすさや使い勝手の良さで多くの家庭で親しまれているフローリングは、私たちの生活には欠かせない床材です。

そんなフローリングですが、長く使い続けていると色あせが気になってくるでしょう。

フローリングの色あせは窓に近い場所ほどよく起こり、その周辺の箇所との色の違いがどうしても気になってしまうものです。

こうした色あせはそのままでもいいのか、それとも何か対策をするべきなのか悩まれている方も多いでしょう。

そこで、今回はフローリングの色あせの対処法や補修法についてご紹介させて頂きます。

 

フローリングの色あせの原因は?

フローリングの色あせの原因の多くは、紫外線によるものです。

多くの家庭にあるフローリングは、合成樹脂塗装を施した複合フローリングです。

この合成樹脂塗装は紫外線に弱いため、窓際などの日光が当たりやすい場所では色あせが多く発生します。

また、合成樹脂塗装を施していない無垢フローリングの場合には、合成樹脂塗装の代わりに植物由来オイルや蜂蜜ワックスが施されており、これも紫外線の影響で色あせが起こりえるのです。

他にも、フローリングにこぼした水を長時間放置していることや、ペットの排尿などといった要因も考えられます。

色あせの原因は色々あるため、その原因をまずは探してみましょう。

 

フローリングの色あせは放置してもいいの?

色あせは、ただフローリングの色が変わっているだけだと考える方も多いでしょう。

しかし、色あせは色が変わるだけではなく、別のトラブルの原因にもなる厄介な問題なのです。

紫外線が原因で起こる色あせの場合、複合フローリングの表面を保護してくれている合成樹脂塗装の機能が低下していきます。

さらに劣化が進むと、ひび割れやささくれなどが起こってしまうでしょう。

フローリングの寿命低下や、ささくれによる怪我の原因にもなりかねません。

特に小さいお子様やペットがいる家庭では、こうしたトラブルは絶対に避けたいものです。

色が変わっているということは、フローリングにトラブルが生じているということであるため、早急に対処を行うことをオススメします。

 

フローリングの色あせの対処法や補修法

色あせが発生した場合、市販の床用カラーワックスを使うことで対処が可能です。

まずはフローリングのゴミや埃、汚れをきれいに取り除きましょう。

その後、水拭きをして乾かします。

フローリングが乾いたら、カラーワックスをスポンジにつけ、色あせした場所に木目方向に沿って塗っていきましょう。

30分間乾かし、その後にもう一度カラーワックスを塗ってから完全に乾かします。

この手順でカラーワックスを塗ることによって、色あせの対処が可能です。

 

まとめ

今回はフローリングの色あせの対処法や補修法についてご紹介させて頂きました。

色あせは初期の段階では市販のカラーワックスで対応が可能です。

しかし、ひび割れやささくれが生じていた場合には、フローリングの交換が必要になります。

ひび割れやささくれは怪我の原因にもなるため、早急な対処が必要になるでしょう。

しかし、フローリングの交換には相応の費用がかかるため、前向きに検討するのは厳しいという方も多いのではないでしょうか。

そこで、地域密着のフローリングリフォーム専門店に依頼をすることをオススメします。

地域密着のフローリングリフォーム専門店であれば、予算に応じた相談にも柔軟に対応してくれるため、安心してお任せできるでしょう。

また、その地域で長年施工を行ってきた実績があるため、満足のいく施工にも期待できます。

低価格で高クオリティの床リフォームをご検討の際には、地域密着のフローリングリフォーム店へ相談してみましょう。