木質系床材からなる床材であるフローリングは、多くの家庭で利用されています。
畳と比較しても掃除がしやすいため、現在では主流の床材として非常に人気です。
そんなフローリングですが、年月が経過すると傷や汚れが目立ち始め、劣化が進んでしまいます。
劣化が進んだフローリングは、張替えを検討しなくてはいけません。
ところで、フローリングの張替えを検討している方は、フローリングの耐久年数が何年かご存知でしょうか。
耐久年数を知っていれば、今後また張替えを行う場合を考えて、計画を立てやすいでしょう。
そこで、今回はフローリングの耐久年数についてご紹介させて頂きます。
フローリングが劣化する原因は?
フローリングが劣化する主な原因は、大きく分けて3つです。
1つ目は、傷です。
日々の生活の中で物を落としてしまったり、家具をひきずったりするなどしてフローリングに細かい傷がつきます。
フローリングについた傷が蓄積されていき、その傷に水分がしみ込んだり、汚れが入り込んだりするとカビの発生原因にもなります。
2つ目は、紫外線です。
フローリングの表面には合成樹脂塗装がされており、それがフローリングを保護しています。
しかし、紫外線によってその塗装が劣化してしまいます。
塗装が劣化したフローリングは変色し、さらにその症状が悪化するとひび割れなどが発生するのです。
3つ目は、水分です。
フローリングに付着した水分を拭き取らずに放置していると、フローリングの隙間に水分が入り込み、変色やカビなどの原因にもなります。
このように、フローリングの劣化が進む原因は数多くあります。
フローリングの耐久年数は何年?
フローリングの一般的な寿命は10年から15年とされています。
ただし、フローリングは傷や紫外線などによって劣化が進んでいくため、一概には言えません。
目安としては、フローリングを張ってから10年以上経過していて、フローリングのひび割れや床材の剥がれ、歩いたときに変な音がするなどの異常があれば、張替えの時期であるといえるでしょう。
ただし、こうした判断はなかなか難しいため、少しでも気になることがあれば、専門業者に相談をして確認してもらいましょう。
耐久年数を超えたフローリングは使用してもいいの?
耐久年数を超えたフローリングの使用は、オススメできません。
日々の生活で劣化が進むフローリングを、寿命を迎えて使用し続けているとトラブルの原因にもなります。
知らないうちに床が腐っていて抜け落ちてしまい、怪我をするなどといったことも起こりえるでしょう。
また、フローリングの劣化を放置していると、表面の床材だけではなく下地も劣化してしまい、いざ張替えを検討したときに費用が高くなってしまう可能性もあるのです。
フローリングは定期的に状態を確認し、寿命を迎える前に張替えを検討することをオススメします。
まとめ
今回はフローリングの耐久年数についてご紹介させて頂きました。
フローリングは日々の生活によって寿命が短くなってしまうため、非常に厄介です。
しかし、劣化の原因はどんなに注意をしていても起こってしまうものばかりです。
そのため、フローリングの劣化が始まった段階でメンテナンスをしていく必要があります。
また、フローリングに異常を感じた場合には、すぐに専門業者に相談して、必要であれば張替えの検討も必要になるでしょう。
こうしたフローリングの張替えを検討される場合には、地域密着のフローリングリフォーム専門店をオススメします。
地域密着のフローリングリフォーム専門店では、見積もりや施工にも迅速に対応をしてくれるうえに、施工後のアフターケアまでしてくれるでしょう。
また、フローリングに関する相談もしやすいため、心強い存在です。
施工に関する要望や、予算に関する要望にも柔軟であるため、フローリングの張替えに不安を感じている方にこそ、オススメです。
低価格で高クオリティの床リフォームをご検討の際には、地域密着のフローリングリフォーム店へ相談してみましょう。