木質系材料のフローリングは、傷や汚れがつきにくい床材として、多くの家庭で親しまれています。
日本の住宅で多く利用される畳と比較すると、耐久性やメンテナンス性に優れているため、使い勝手のいい床材としても知られています。
しかし、長く住み続けていると汚れが蓄積されていき、黒ずみや落ちにくい汚れが発生してしまうものです。
こうした黒ずみや落ちにくい汚れは、どうしても気になってしまうため、きれいに掃除したい方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はフローリングの掃除方法についてご紹介させて頂きます。
掃除前に確認しておくことは?
一口にフローリングといっても、大きく分けて無垢フローリングと複合フローリングの2種類に分類することができます。
無垢フローリングは天然木を使用したフローリング、複合フローリングは合板の表面に化粧材などを張り合わせて作られたフローリングになります。
無垢フローリングと複合フローリングは、掃除方法が異なるのです。
例えば、無垢フローリングでは水拭き厳禁ですが、複合フローリングであれば問題ないなど、フローリングの種類によって、掃除方法を変える必要があります。
そのため、フローリングを掃除する際は、ご自宅で使用しているフローリングの種類をチェックしておきましょう。
毎日できる掃除方法
フローリングは、日々小まめな掃除を続けることで、きれいに保つことができます。
ただし、毎日のようにフローリングをピカピカになるまで掃除する時間がない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、毎日できるフローリングの簡単な掃除方法をご紹介させて頂きます。
ホコリやゴミを取り除くことは、簡単にできるフローリングの掃除といえるでしょう。
まずは、乾いたモップでフローリングの表面に溜まったゴミや汚れを取り除きます。
この時、汚れが溜まりやすい部屋の隅や、家具と家具の間に注意して掃除をしましょう。
最初から掃除機をかけてしまうと、排気から出る風によって、フローリングに溜まったホコリが舞い上がってしまうのです。
事前にフローリングのホコリやゴミを乾いたモップで取り除かないと、掃除を行ったにも関わらず、部屋が汚くなってしまうということが起こり得るのです。
溜まったホコリを放置していると、落ちにくい厄介な汚れの原因になります。
フローリングをきれいに保つには、毎日掃除することが欠かせません。
フローリングをよりきれいに仕上げる掃除方法
毎日フローリングを掃除することで、きれいな状態を長く保つことができます。
しかし、フローリングを長年使っていると、黒ずみなどの落ちにくい汚れがどうしても発生してしまうものです。
フローリングの黒ずみの原因として考えられるのは、足裏の皮脂や油汚れです。
こうした皮脂汚れや油汚れには、たんぱく質や油を分解する重曹を使うことをおススメします。
まずは、重曹を水に溶かした重曹水を布に浸します。
この重曹水に浸した布で、黒ずみがある箇所を拭き、汚れを落としましょう。
ただし、重曹はアルカリ性であるため、フローリングのワックスにダメージを与えてしまう可能性があります。
そのため、拭き掃除をした後はpH値を中和するために、酸性であるクエン酸を水に溶かし、その水をスプレーで吹き付けましょう。
また、クエン酸には汚れをつきにくくする性質もあるため、一石二鳥です。
重曹やクエン酸以外にも、汚れに応じて様々な洗剤を使うことで、フローリングをきれいに仕上げることができます。
汚れの状態を見極めて、効果的な掃除を行いましょう。
まとめ
今回は、フローリングの掃除方法について、ご紹介させて頂きました。
フローリングは毎日のこまめな掃除と、定期的な汚れ落としを行うことによって、きれいな状態を保つことができます。
しかし、長く使い続けることが原因で、落ちにくい汚れやカビが発生し、ワックスが劣化してしまうなど、様々なトラブルが起こるでしょう。
そんな状態になってしまうと、洗剤を使った掃除だけでは、フローリングをきれいにできません。
また、状態が悪くなったフローリングを放置していると、その症状はどんどん悪化してしまいます。
このような場合は、フローリングのリフォームが必要です。
そこで、地域密着のフローリングリフォーム専門店に依頼することをオススメします。
地域密着のフローリングリフォーム専門店では、昔からその地域に根付いた運営を行っているため、見積もりや施工の依頼を行った場合は、迅速な対応をしてくれます。
また、施工に関する不安点や悩みに寄り添ってくれるため、安心して施工を依頼することができるでしょう。
さらに、予算に合わせて柔軟に対応してくれるので、低価格で高クオリティな床リフォームが可能です。
フローリングのリフォームをご検討の際は、地域密着のフローリングリフォーム専門店に相談してみてはいかがでしょうか?