「リフォームをするなら、省エネを取り入れたリフォームを」とすすめられたり、自身でもそう思っていたりすることはあるでしょう。盛んに省エネリフォームがいわれますが、どういうことが省エネリフォームなのか、助成金や減税のことなど、お得な情報を含めて日進市のリフォーム会社がお伝えします。
省エネリフォームの種類
3種類の省エネリフォームが考えられます。①“エネルギーの消費を減らしながら、快適に暮らせるようにする”省エネ、②“住宅を大事にする長寿化”省エネ、③“自然素材を使用する”省エネです。
これから挙げるリフォーム項目は一部になります。
①“エネルギーの消費を減らしながら、快適に暮らせるようにする”省エネ
- 省エネ用家電や高性能な給湯器・冷暖房・節水トイレに交換
- 太陽光パネル・太陽温水器・内窓設置
- 断熱・気密・減築
- 省エネ断熱・塗料使用
②“住宅を大事にする長寿化”省エネ
- 定期的な外壁・屋根塗装
- シロアリ対策
- 耐震工事
③“自然素材を使用する”省エネ
- 国内間伐材のフローリング材使用の張り替え
- 調湿壁へ塗り替え
省エネリフォームの補助金
省エネリフォームをすると、国や自治体から助成金がおりると共に、税金の控除や減税の優遇措置を受けることが可能です。
省エネリフォーム補助金制度 | 上限助成金額 |
①こどもみらい住宅支援事業 | 最大30万円。子育て※1・若者夫婦※2が中古住宅取得と同時の改修は、60万円 |
②既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 戸建て住宅:最大120万円/戸 |
③市町村住宅関連補助金制度 | 自治体問い合わせ※財源が自治体独自の場合は国の補助金と併用可。 |
※1.子どもが令和3年4月1日時点で18歳未満
※2. どちらかが令和3年4月1日時点で39歳以下
①②は、工事施工者が補助事業者で申請手続き
日進市の補助金※
内容 | |
補助金 | 太陽光発電システム:1万円/kw(上限4万円)
※一体的導入を行うことが条件。 家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限5万円/台 定置用リチウムイオン蓄電池システム:1万円/kw(上限8万円) 家庭用エネルギー管理システム(HEMS):上限1万円/台 電気自動車充給電設備(V2H):上限5万円/台 高性能外皮等(ZEHを構成する機器):上限10万円 エコ窓改修:補助対象経費の4分の1(上限5万円) |
※令和3年度補助金受付は終了
日進市には、「長期優良住宅の認定制度」があります。
省エネリフォームの減税
省エネリフォームを行うと、税金のほうも減税措置を受けることが可能です。所得税の控除(投資型減税、ローン型減税、住宅ローン型減税)、固定資産税減額、贈与税の非課税措置、登録免許税の特例措置、不動産取得税の特例措置になります。リフォームを行った年度の確定申告を行います。
他にも省エネ枠でいうと、耐震リフォーム、長期優良住宅化リフォームにも減税措置があります。
※2022年度の税制は確認が必要
リフォーム業者選び
省エネリフォームに強い業者を選ぶなら、地域の気候や適切な材料をよくわかっていて、省エネの審査基準を間違いなく満たしてくれるリフォーム業者を選びたいものです。何回相談をしても嫌な対応をせず、親身になって話を聞いてくれるリフォーム業者であれば、誠実さが感じられます。相見積もりで比較する際も、安くもなく高くもなくの適正価格になっているリフォーム業者であることは、選ぶ基準のひとつです。項目の詳細をよく確認しましょう。
地元で着実に実績を築き、資格を持った腕のいい職人が集まっているリフォーム業者なら、口コミの評判もよく、会社の売り上げも右肩上がりでしょう。